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Cavalet Waikiki 報告

 Report of japanoise event "Cabalet Waikiki"

都市の闇に跳梁するタマシイの奥深くから発せられる声・ ダンス・そしてノイズ! テーマは「ノイズ・スピリチュアル」。

ジャパノイズ企画イベント「キャバレー・ワイキキ」。そこで展開されたエロティックでグラマラスな時間の一端を紹介します。

出演:小原由紀、イシデタクヤ、水晶の舟、三村京子、Bloom

伊藤まく(ITO)御之道 似奎(ミノトーニケ)、野村あゆみ&亜弥、村田しほ子

Stoned Soul Picnic Vol.9

3月13日(日) at 池袋SCUM2000(東京都豊島区東池袋3-9-13)

次回イベントは、5月20日・「喫茶ノイズ#2」阿佐ヶ谷よるのひるね(阿佐ヶ谷駅北口・徒歩1分)で開催します(出演:非非非の非、小原由紀、伊藤まく(ITO)、佐藤麻耶)。(japanoise.net)


”キャバレーイキキ”報告 Report of  japanoise  event "Cabalet Waikiki"

「キャバレー・ワイキキ」、個性的なあまりに個性的なアーチストたちがそれぞれ独自の世界を展開して、密度とテンポを備えた充実したイベントとなりました。 当日のラインアッブに沿って簡単に報告していきましょう。

また今回、ジャパノマスター・伊藤まく(ITO.右写真。right >)は裏方に徹して4アーチスト(御之道 似奎、三村京子、野村あゆみ&亜弥、村田しほ子)をサポート。このあたりも今回イベントの影の見どころ。

 


1.村田しほ子(Dance)+伊藤ま (ITO,Noise,Guitar Shihoko Murata&Mac ITO   躍動し跳梁するダンサーと伊藤まくのミニマル・ノイズのコラボレーション。 

パフォーマンス

「オープニングは、小原由紀のビデオ「タナトス」でスタート。エロティックに揺れる水中の花に、気持ちが自然にイベントの世界に入っていきます。

その下で横たわり宙を見つめる村田しほ子さんの眼差しに引き込まれ・・・ダンスが始まる。生の不安をふり切るような旋回。」(Dark&Sweet)

「村田しほ子は、舞踏に触発されたモダンダンス、という趣でのびのびと躍動。しかもなかばシリアス、なかばユーモラスな独自の小世界を展開した。

後半、伊藤まくがギターでコラボに参加。ミニマル・ミュージックの趣きがあり、かつ音圧のあるノイズ音群を地下の会場に響かせ、村田のきびきびしたダンスに華を添えた。」(Cm)

「まくさんのギターは、何台ものアンプスピーカーから音を出している ような重厚な音層があって、良かった。村田さんは、もっと広いスペースでも踊らせてあげたいとつくづく感じました。」(TK)


2.野村あゆみ&亜弥(Butoh DUO)+伊藤まく(ITO,Noise)   Ayumi Nomura&Aya&Mac ITO  自然体でトランスする女性舞踏家二人と、まくのメタルノイズの絡み合い。トランス系ダンスを自然体で表

「なんと骨折をおしての野村あゆみ嬢を中心とする舞踏コラボ。

伊藤まくはこのセッションでは、メタルノイズを駆使。不安定にゆれるな時空間を創出して、会場のエーテルを左右した 。

白い蜘蛛の巣を思わせる インスタレーション、蛇のように径しく光る光具などを使いながら、白いスリップ姿で 踊る二人は春の精のようにエロチック。

ラストは耳をおおう電子音を発信するまくの喉を白い布が締めあげるあやういパフォーマンスで終わった。これは事前の打合わせのない即興的パフォーマンス。」(Cm)。                         

「あゆみ&ayaさんは、無臭のエロスといいましょうか、エロチックなのですがお人形のようでした。

デア エクス・マキナ+しなやかななめらかな身体の動きがすばらしかったです。」(由紀姫)

「今回世界を作ることにこだわりました。 エスカレートするノイズと静溢、静かに激しく絡む女二人。 春の夜の空気の密度を感じていただけましたら・・・」(あゆみ)

「あとであのインスタレーションが、病院のベットでガーゼを編んだものと知ってびっくり」(Cm)。


3.三村京子(Vo,AG)+伊藤まく(ITO,EG)   Kyoko Mimura with Mac ITO  アコースティックな演奏とピュアな歌声で震える感性を表現する新世代シンガー。伊藤まくがカントリータッチのギターでバッキング。

 

「亜米利加、60年代等を感じさせるすがすがしい歌が、モーダルなアコギに のって響く(本人は現役学生)。

後半数曲で伊藤まくが、カントリーロック・タッチのエレキギターで参加。 二人のかけあいは、フォークロック〜ポッブカントリー的な色合いで風が吹くような 印象。」(Cm)

「二人がとっても可愛らしかった!」(紅ピラコ)

「京子さんの声のボリュームが不意に上がる時、本当に体が震える。」 (Dark&Sweet)

「京子さんは、個性があり、僕の知り合いもファンになったようです。曲によっては声も素晴らしかったし、ギタ ーも難しい事を体に染み込んだ上でやっている! おだやかな曲をやる時も、この一曲に賭ける、といったおおらかな集中力が出ればさらにベター」(TK)


4.小原由紀 音響協力:成田護)   Yuki Obara with Mamoru Narita    「IKENIE」二代目女王様 (at駒場)・由紀人魚姫の血で血を洗う?パフォーマンス。「かけら」らとのノイズパフォーマンス「ILL−離−ヒト」を展開。今回舞踏家・パフォーマー成田護のノイズと過激なパフォーマンスを展開。

「文字どおり身体をはっての壮絶なパフォーマンス。 裸身に客席から色水をかけてもらうは、血を採るは・,・。

狂乱のノイズ・パフォーマンスの音響面は、舞踏家・ノイズパフォーマーとして高い評価を得る成田護氏がサポート。テンションの高いステージを展開。」(Cm)

「小原さんのパフォーマンスは、あのおおざっぱな展開の仕方など、まさにシャーマンの祝祭に近いものを 感じました。痩せた彼女があんなに血を抜いて大丈夫なのだろうかと、彼女自身の事を心配してしまうよ うな感じがあったのも正直なところです。 」(TK)

「第一部:一人「ILL−離−ヒト」をやりました(実際、三人そろえば、もっとすばらしいのですよ。) 第二部:私達は野蛮な日常、薄い所あり厚い所 ありのガラスの上で生きています。良いことも悪いこともそこにはたくさんあります。そのような生を、絶 望の中にいることは楽でありますので逼迫した日常をパフォーマンスで表現いたしました。 」(由紀姫)

「小原由紀さんのパフォーマンスは、ダークな自分を受け入れた上で、誰も追いつけない所まで突き抜けている。 勇気をもらえます。 」(Dark&Sweet)


5.Bloom 

ハワイ出身のアシッドシンガー。サイケデリックの深い影響を感じさせるドラッギーな歌声。

ブルームはアコースティック・ギターで深く沈潜する歌唱を展関。トリップ感覚を湛えたサウンドと歌声。」(Cm)

「ブルームの歪んだギターと不思議な声に包まれました」(Dark&Sweet)。

 

 

 


6.御之道 似奎(ミノトーニケ)+伊藤まく(ITO)  Minotou  Nike& Mac ITO

個性的なパフォーマンスを展開する女性舞踏家と、伊藤まくのカラフルなギターのコラボレーション。

「異色の舞踏家・ミノトーニケとまくの初コラボレーション。 事前に用意されたシュールリアリズム自動筆記的なテキスト(下記)をベースに即興的にコラボレーションを展開する手法が採用された。

3月のエロスの庭で老嬢の虎と空気のミルクが結婚する/路傍にはウイルスの家/光の喉肉が熟れていく /春の魔法の年寄りたち…

このテキスト以外にリハーサルや打ち合わせはなく、予見を許さぬ即興勝負。 結果は、お互いに探りあいつつも、随所で偶然に「美しい接近遭遇」が演じられる ような展開となった。」(Cm)

「一本のギターの音がここまで変化するか、と思う程の展開を見せてくれる。その中で ニケさんの体も同じ位、変貌していきました。」(Dark&Sweet))

「まくさんのギターはカラフル!」(影男)

「まくさんのギターから、古いお寺の鐘のような音が出てきて不思議でした」(しほ子)

「まくさんの音が次々生まれるカラフルで透明な大きなシャボン玉みたいに自分の周りをとり囲みだした、と感じるところがあったんですね。そこで素直に音を身体へ通し、全面的に身を任せたくなった…。

虎が住む老嬢で始めたつもりがチャイナガールだったようで。最後はなぜか光と共に花粉飛ぶイメージが来て花粉予報になっちゃいましたが(笑)。別の機会に違うアプローチも試みたいですね。」(ニケ)


7.水晶の舟+イシデタクヤ    Suishou no Fune & Takuya Ishide  ストリートで活発な活動を続けるギターDUO と、鍛えられた筋肉の精鋭ダンサーの初コラボレーション。ーー。ストリートにも積極進出。

「轟音直球勝負で幕開け。4台のアンプを駆使した 爆音なのですが、ちっとも耳に痛くなく、心地良い。                      イシデさんの舞踏がまたすばらしかった。バーカウンターの闇の中から白い顔が 浮かぴ上がり、ゆっくりと天井へと這うように移動していく。まるで乱歩の作中に登場する 蜘蛛男などの夢魔のよう…・。」(Cm)

「゛水晶の舟″は名前を聞いた時から気になっていて、どんな音楽をやる人達なのかなぁ、と想像していたのですが、まくさんのご配慮で共演できて、(チョウと出るかハンと出るか賭のようなものだったですが)とてもよかったです。

彼らの音楽世界にスンナリと入っていくことができました。始まりの音響的な轟音には聞き惚れてしまい、ここではまだ入れないなと思いましたが、ここで入っておかないと場を逃してしまう、と思い、決意して踊りに入りました。 合わせているつもりは無いのに、合わせられてしまうという場のインパクトを終始感じました。

当日初対面であのふたりの黒い風姿から、マイク真木の「バラが咲いた」をやるとうかがった時は、余りのギャップに何の事を言っているのか焦点が定まらなかったのですが、いざ始まったら、あの轟音の中でも不思議なくらいぴらこさんの歌が体に聴こえていて、その歌詞の変形を自分が踊っている、という場面が多々ありました。

日常聞き慣れた歌が特殊な状況に置かれて、異質な風景として蘇ってくる、という感じでしょうか、僕の体(踊り)の体験としても同じ状況があったのかもしれません。」(イシデタクヤ)

「水晶の舟とイシデタクヤさんのセッションは「この世のものとは思えぬほど」 美しかったです。」(『CUT IN』 小笠原幸介)

「水晶の舟さんは、秩序破壊的な音で私のはらわたに響きました。私に響いてきた内乱悶絶の音が猛然と内 を高まらせてくださいました。」(由紀)

「 轟音と、三人の存在そのものに圧倒される。 最後に照明が一段落とされ、暗い生あかりに浮かび上がるイシデさんの身体。 こうしてイベントは幕を閉じました。」(Dark&Sweet)


「舞踏/ダンスと音楽とのセッション、とても刺激的でした。」(『CUT IN』演劇/ダンス/フリーペーパー/小笠原幸介)

「刺激的な場面が沢山あった。少し疲れたけれど、こういう時間を過 ごせてとても楽しかった。

こういう、他者を融合させるアート・プロデュースという仕事は、完璧を求めたら何も始められないもの だと思います。       

まくさんが、自分はメインに出ないながらも、各出演者に場を任せながら、要所要所で脇を締めるという感じで、今回のイベントは成功している、と思いました。」(TK)

次回イベントは、5月20日・「喫茶ノイズ#2」阿佐ヶ谷よるのひるね(阿佐ヶ谷駅北口・徒歩1分)で開催します(出演:非非非の非、小原由紀、伊藤まく(ITO)、佐藤麻耶)。(japanoise.net)