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白石民夫の皇后区だより-4   

ピナコテカ「天国注射の夜」、タコ、不失者、じゃがたら〜伝説のサックス奏者・白石民夫のNYクイーンズ便り、 新作到着。

今回は、マンハッタンは「塩の山」での野外演奏の様子を伝える。                            ハーレム河畔をわたるノイズが聴こえる!      

白石民夫待望の新譜CD、JAPANOISE RECORDSより今秋リリース。

This is a essay of Tamio Shiraishi , japanoise sax player. He has played with many noise players , for example Tako, Keiji Haino, Jyagatara. He now lives in Qweens ,New york. And he often plays on the street.

He refers to outdoor musical playing experience at "Salt mountain" besides Harlem river, Manhattan. He wil also release new CD album from JAPANOISE RECORDS this autumn.

 

皇后区(Queens)だより  by 白石民夫

久しぶりの近況報告といった感じです。

毎年、夏になると、友人とマンハッタンの川沿いで、夕暮れ時に、屋外演奏をやっています。近々出る予定の、CDのマンハッタンブリッジのパートは、3年ほど前のものですし、昨年のは、小雨もようだったせいか、かもめが集まってきて、その鳴き声も少し入ったものを、録音が悪いのですが、個人的に10枚ほど、CDRにしてみました。

今年は、ハーレム川沿いです。

マンハッタンは、西側はハドソン川、東側はイーストリバーに囲まれているのですが、北東の一部はハーレム川なのです。で、ハーレム川沿いの「塩の山」です。

なぜ、「塩」かというと。ニューヨークは冬は極めて寒くて、時々ですが、雪がかなり積もります。雪が降ると、乱暴なやり方だと思うのですが、大量の塩を道路にまいて、凍結を防ぎます。車はみんな、きたなく、塩だらけになって汚れているのが、ニューヨークの冬なのです。                                                                                  (写真=白石民夫(右)with たかはし路子)

その塩の集積所です。今年の冬の残りものが、夏になった今も、山になっていて、次の冬に使われるわけです。塩といっても、道にまくくらいですから、質はかなり悪いのですが、とにかく白い塩の山です。高さ5メートルくらいで、100メートルくらいにわたって細長く川沿いに積んであるわけです。ハーレム側と、それに沿って走っている高速道路に挟まれて、また近くには大きな橋があって、見た目には、「絵」になります。あたりには、ハーレム川で釣りをしている人が時々いる程度です。

ただ、「音」としては良い環境ではありません。今年は、Sean Meehan とたかはし路子との三人でやったのですが、屋外では良くあることなのですが、音が拡散してしまって、お互い同士の音があまり良く聞こえなかったりします。三人が勝手にやっている、とbいう感じだったかもしれません。10人以上お客が来てくれていたのですが、演奏を聴くというよりは、夕涼みをかねて、夕暮れから夜にかけての川沿いの風景を楽しんだ、ということだと思いましょう。たまには変わった場所で、変わった(?)音楽を聴きながら、日が暮れてゆく中での、夕涼みも悪くはないでしょう。そう、それにいつもこの屋外演奏では、Sean が西瓜を持ってきて、聞きに(見に)来てくれた人たちに、西瓜をサービスしているのです。そう、終わったあとは、薄暗くなった川沿いで西瓜を食べる、「ならわし」なのです。

 

ところで、この西瓜タイムでの雑談から、来週も同じ場所でやろうということに、なりました。というのは、ちょっと高級なビデオカメラで、我々を撮影しようとして来ていた人がいて、でも彼女は少し来るのが遅れてしまって、来たころには、暗くなっていて、殆ど撮影ができなかったのです。で、やり直したいということで、こちらも、撮影してくれるなら、ということで、次の週に、夕暮れの明るいうちに撮影できるように、時間を決めて、再び、「塩の山」への挑戦です。 ところが。雨でした。その場所は、その決めた時刻に、ぴったりと夕立なのです。

その上、雨がやむかなぁと、みんなで情けない思いで、近くに車を止めてしばらく雨の様子を見ていたのですが、雨の中で、そんな塩の山の近くに車があるものですから、パトカーまで来てしまいました。「こんなところで何をやっているんだ」ということです。すごすごと退散するしかありませんでした。

ということで、再度の「塩の山」は、まだちょっと先になりそうです。                          2005年9月記

                                                                       

                                                                        (2005.10.2UP)

白石民夫・新作CD、今秋 japanoise.redordsよりリリース

ピナコテカ「愛欲人民十時劇場」、灰野敬二「不失者」最初期メンバー、タコとの共演、じゃがたらとのアクト〜アンダーグラウンドシーンの先頭を走ってきた奇才・白石民夫。                                                                     

最新作は、japanoise.recordsより11月にリリース予定。                                                  ベルリン、マンハッタンのチャイナタウン、新宿西口カリオン橋での「路上ライブ」音源の集大成!                         これを聞かずして路上ライブは語れない。