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Tamio Shiraishi

白石民夫の皇后区だより-3

ベルリンでの演奏活動+アルファ。そしてニューヨークからワシントンへ。      

白石民夫が伝えるリアル・ワールドの一断面。 

白石民夫待望の新譜CD、JAPANOISE RECORDSより今秋リリース。

 

[速報2005.9] 白石民夫・NYより一時帰国、新宿でライブ!

2005/09/01(木) 18:30 at 新宿JAM (新宿区舞伎町2−3−23セントラルビルB1)       これはコンサートの前の客入れの時に(多分)客席でやります コンサート自体は 19:30 から始まります。

2004/09/02(金)  22:30 at 新宿駅西口駅前カリオン橋の上。 天気がすごく悪ければ中止です。

2004/09/03(土)  22:30 at 新宿駅西口駅前カリオン橋の上。 やはり、天気がすごく悪ければ中止です。

(右写真=白石民夫(右)with たかはし路子)

 

 

皇后区(クイーンズ)だより  (再掲載)

2003年4月某日 (ベルリン見物)

ベルリンに行ってきました。二年ぶりで、二回目です。                            たてまえは、コンサートに出るためなのですが、ちっちゃな会場で一回やるだけの予定だし、費用も自分もちなのですから、まあ、殆どベルリン見物といったところです。それにしては3泊だけなので、その見物もたいしたことは出来ません。                                    どうでもいいような印象なのですが、ベルリンには犬とパンクがたくさんいました。夜遅くの地下鉄の一つ車両に5匹くらい犬がいたこともあったし。しかも大きな犬が多い。休日の公園での中古の家具などのフリーマーケットにも午前中からパンクのアンちゃんネエちゃんがうろうろしていました。少しですが、アパートの手すりなどに、「戦争反対」などと書いた垂れ幕などが、かかっていたりしています。暴虐の国、アメリカから行ったわけですから、そういうのを見ると、ほっとします。もっとも、そのいくつかはドイツ語なので、友人が訳してくれなかったら、判らなかったのですが。

まあ、さて、音楽関係のことも少しあります。                                前回、屋外で少し演奏した、アレキサンダー広場に行ってみたのですが、随分、印象が違っていました。前回来た時は夜だったし、がらんとした、寒々とした感じで、それが良かったのですが、今はゴチャゴチャとして、屋台を大きくしたような土産物屋などの店がたくさん作られていて、演奏するにはほど遠い雰囲気でした。旧東ベルリンも段々にぎやかになっているからなのかもしれません。

二日目に、友人が連れて行ってくれた、スクワッターが管理している(?)とかいうビルで、聞いてみると、夜、そこの裏の空き地で屋外の演奏が出来そうです。で、さっそくその夜、そこでちょっと演奏して来ました。たかはし路子とふたりです。そこでは、そのビルから向かい側のビルの壁に向けて、ドキュメントフィルムのようなものを映し出していて、その間の空き地です。でも、何となくパッとしませんでした。そのフィルムを映している人たちとかと、前もって何か連絡をとったりして演奏すれば、面白かったかもしれませんが、こちらもフィルムを映しているなんて知らなかったし、向こう側も、窓を閉じているでしょうから、こちらに気がついているかどうか、あやしいし。というところでした。場所も面白いそうだったのですが、ちょっと残念というところです。

三日目の夜がコンサートでした。4月なのに雪が舞っている夜で、それほどお客は多くはないのですが、まあ、そもそも会場が小さいので、わびしい感じはしてないので、良いとしておきましょう。帰りは、その会場の関係者に車で送ってもらったのですが、戦争反対の話で、盛り上がってしまいました。 で、4月なのに雪がうっすらと残っているベルリンからニューヨークに戻ってみると、なんと雪が10センチ近くしっかりと積もっていました。

                                                

2003年4月某日 (桜見物)

で、その次の週は、今度はワシントンDCです。例によって反戦デモです。例によって、朝6時頃にニューヨークを出発するバスです。今回は、以前とは違ったグループのバスで、満員のバスです。でも、何となく、去年の最初の頃と違って、皆バスに慣れてきている感じで、バスについては、特に問題もなくなってきています。                                              

ところが、高速道路を順調にほぼ道のりの半分を来た頃でしょうか、突然、渋滞で、バスが止まってしまいました。見ると、100メートル程前方に、大型トラックが転がっているようなのです。何だ何だということで、何人かが見に行きます。要するに、大型トラックと、バンが事故を起こして、大型トラックが横転して道路を完全に封鎖してしまったのです。幹線の高速道路ですから、片側3車線ですが、ゆとりがあって、両側に補助車線が一車線ずつあります。それが全部完全にブロックされています。高速道路なのに、ヘリコプターまで来て負傷者を運んでいました。救急車も通れなくなってしまったのです。まあ、アメリカでは交通事故はかなり多いのです。

結局、バスはほぼ一時間立ち往生していました。我々は、その間、歩行者天国に変わってしまった高速道路とその近くをうろうろしたのです。私も野次馬で、事故のほうを覗きに行って、警官に「近づくんじゃない」などと怒鳴られていました。とにかく一時間程で、やっと通れるようになって、あわただしく出発したのですが。なんということか、バスの乗客一人を置き去りにしていました。そもそも、道路がブロックされてしまったとわかった時点で、バスの主催者が、「あたりの風景を楽しんでください」などと、のんびりとしたことをアナウンスしたせいもあるのでしょうか、彼は、高速道路の脇の芝生で昼寝をしてしまったらしいのです。でも、何故か彼は帰りのバスには戻ってきていて、バスの主催者が、すみません、とかと謝っていました。

さて、ワシントンです。この日はニューヨークを出た頃は雨で、心配していたのですが、バスが立ち往生している頃には、晴れてきていて、ワシントンでは、良い天気でした。で、着くと、さっそく、他の人にはだまって、こっそりと、桜の見物です。実は前回来た時にウロウロしていて、花見の場所は見つけていたのです。ところが残念、先週は雪だったりしたせいか、まだ一分咲きくらいで、花見はだめです。ということで、また反戦集会に戻ります。今回は、街中の公園での集会です。噴水があって、もうそこではたくさんの若い人たちが水浸しになって踊っています。暖かいとはいえ、桜はまだなのに、ここでは水遊びをしています。今回のデモは残念ながら人数は、一万か二万人くらいで、前回よりだいぶ少なかったのですが、若い人は多いという印象でした。まあ今回(次回がないといいのですが)のアメリカの侵略戦争が軍事的にはほぼ終わってしまった後なのですから、こんなもんでしょうか。

白石 民夫  2003/04/23 記。

 

白石民夫Tamio Shiraishi

「愛欲人民十時劇場」、タコ、灰野敬二とのデュオ等、アンダーグラウンドシーンの先頭を走ってきた奇才・白石民夫。最新作は、japanoise.recordsよりリリースすべく順調に制作中。ベルリン、マンハッタンのチャイナタウン、新宿西口カリオン橋での「路上ライブ」音源の集大成! これを聞かずして路上ライブは語れない。