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Noisician's Profile
NIKO  〜静かなるノイジシャン

 

ドイツMDP(=MEMBRUM DEBILE PROPAGANDA) レーベルよりのミニアルバム・リリース、 ベルギーのローラ・ミーズやMSBRとの共演など、静かなる活動を展開してきたノイジシャン・NIKO。

その音楽性は、日本および海外でのフィールド録音やアナログ・ローテック・シンセサイザーの多用など、ローファイでプリミティブな感受性に富んだ個性的なスタイル。

現在は海外に拠点を移したNIKOだが、今また伊藤まく(ITO)と海を越えたコラボレーション制作を開始!

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静かなるノイジシャン NIKO        

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NIKO、といってすぐにその活動が思い浮かぶ人は、よほどのノイズ・マニアであろう。

しかしながらこの静かなるノイジシャン・NIKOは、ドイツMDP(=MEMBRUM DEBILE PROPAGANDA) レーベルよりのミニアルバム・リリース、ベルギーのローラ・ミーズとの共演など、きわめて注目に値する活動を静かに着実に展開してきたのである。

にもかかわらず、スタジオライブはともかく通常のライブハウスなどでのライブを行うことはほとんどなく(注)、その活動が表立って聞かれることは殆どなかったといって良いだろう。                    (注)国内での最近の唯一の例外といって良いのは、03年11月に渋谷のUP LINKファクトリーで行われたInstreams7でのMSBRとの共演ライブである。このコラボ演奏に立ち会った人は、静けさに満ちたノイズ、という形容矛盾ともいうべき演奏を目の当たりにすることができたのである。

さて、ここではNIKOが発表したいくつかの音源に沿って、その音楽性の一端を紹介することにしよう。

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NIKOのノイズ音楽スタイルの特徴のひとつは、日本および海外でのフィールド録音の使用である。たとえば、 " Livonia" では、米国ミシガン州のLIVONIA(リヴォニア)という町で、雪の朝に録音された音源がベースとなっている。自然環境の中でNIKO自身が収録したフィールド録音における音の原風景ともいうべき音像が、ミニマルでモノトナスな幽玄の時間を構成していく。

また続く2曲目のwarnとNIKOの共同作業による“bamboo”では、インドネシアの竹の楽器アンクルンを使用。3曲目では、 倉庫の中のスタジオで、オルガンの音をギターアンプから出した音源が主体である。

『室内でも録音中は暖房が入れられないので、どれもとっても寒かったのですが、 あっちで降る雪の結晶は大きくて、まるで花が降るようでとても良い思い出です。』(NIKO)。なお 同じ時期に録音された60分強のオルガンドローンも将来リリース予定である。

また Livoniaを初めとするNIKO作品のジャケットは手作りで、そのプリミティブな肌合いに、独耳の感受性が発揮されている(右写真>>)。

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アナログ・ローテック・シンセサイザーの多様など、ローファイでプリミティブな感受性に富んだ個性的なスタイル。

『 石上和也+niko/ live at 全興寺 音空』は、大阪で活動している石上和也(ラップトップ+ミニアンプ)とのコラボ作品。ここで nikoは、自作楽器とオモチャによるフィードバックだけで演奏。バッテリーだけで済む電気を出来るだけ使わないようにしようとしたライブである。

このライブは、大阪の全興寺という寺で、伽藍堂の戸を開け放して録音された。       『境内にいる鳥や蛙の鳴き声も聞こ えて、 緊張もしたけれど、とても開放的で楽しかったです。                        始めたときはまだ明るかったのに、いつの間にか提灯には灯がともされ、 6月の少し早い夏祭りのような、ささやかながら素敵なライブになりました。』              その時の、住職の石を使った演奏の模様を納めたCdも将来 リリース予定。       

その他のNIKO作品としては、MDPからの "Q"がある(右写真>>)。

現在は米国に拠点を移したNIKOだが、今また伊藤まく(ITO)と海を越えたコラボレーション制作を開始したとの情報もある。その音楽的動向にはこれからも注意を払っておいた方が良さそうだ。(2003.12.28UP) 

                                           

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